そろそろ視野に!暑さ対策について解説!
今回の記事では、建設現場でもそろそろ意識され始めているこれからの気候に合わせた夏場の暑さ対策をテーマにしています。そろそろ視野に!暑さ対策について解説!と題して詳しく解説していきたいと思います。
では、今回もさっそく最初のセクションから!
■企業側から見た『夏場の暑さ対策を行う理由』とは?
弊社のスタッフの間でも、夏本番を迎える直前あたりから夏場の暑さに関する話題が多くなってくるようです。
もちろん会社としても、スタッフの間からこのような話題が出る環境を好ましく考えていますが、やはり基本としては会社側から状況に応じて積極的に適切な暑さ対策を指導するようにしています。
以下にハンズが暑さ対策を行う・指導する理由についてまとめてみました。
【スタッフの健康と安全を保護】
高温環境下で働くスタッフは熱中症や脱水などのリスクが高くなります。
会社としても適切な暑さ対策を実施することで、スタッフの健康と安全を守るだけでなく、現場スケジュールや納期への影響を最小限に食い止めねばなりません。
【効率と生産性の向上】
暑さ対策の実施によって労働環境が改善されれば、当然のことながらスタッフの集中力や作業効率が向上し生産性が上がります。
【事故防止・安全性の向上】
熱中症や脱水症状が原因でスタッフが体調不良に陥れば、その影響を受け他のスタッフにも体調不良が伝播し、現場内の集中力も低下、結果的に事故が起こりやすくなります。
適切な暑さ対策を実施することで、これらの連鎖を断ち切り安全性をさらに向上させることにつながるでしょう。
【法令遵守】
基本的に建設業界では労働安全衛生法や労働基準法などの法律により、業務における労働者の健康と安全を確保するよう定められています。
適切な暑さ対策を実施することで、法律を遵守し安全な仕事や職場環境であることを広く定着させれば、業界全体のイメージアップにもつながるでしょう。
【労働者の満足度向上】
快適な労働環境を整えることでスタッフそれぞれの満足度や、現場全体の士気が向上し離職率の低下につながるでしょう。
この他にも当社ではさまざまな理由から、夏場の暑さ対策を積極的に広め、スタッフひとりひとりに浸透するよう指導しています。
■夏場の建築現場の暑さは想像を絶する?
夏の建設現場での過酷な暑さに関しては、未経験の方からするとまさに『想像を絶するもの』だと言えます。
ベテランスタッフがどんなに入念な対策を行っていても、ひとたび油断すれば、熱中症をはじめとするさまざまな影響を受けパフォーマンスが低下してしまいます。
建築現場における夏の過酷な暑さについても以下にまとめてみました。
【高温多湿でジメジメする】
日本の夏は高温多湿であり、まるで南国のような蒸し暑さに近年変わりつつあります。気温が上昇するとともに湿度も高くなり、体感温度がさらに上昇しやすくなるという過酷な環境です。
【熱中症などのリスクが高まる】
屋外の建築現場では直射日光が強いことも多く、それに伴ってスタッフの体温が上昇し熱中症などのリスクが高まります。
【無風状態であることも多い】
建物や構造物に囲まれることも多い建築現場は、比較的風が通りにくい環境となる場合もしばしばあります。
そのため暑さがこもりやすく『涼しい風に恵まれない中での仕事』を強いられるケースも少なくありません。
【個人のパフォーマンスに大きく影響する】
建設現場では重い物を持ち運んだり、高所で作業したりすることが多く、そこで働くスタッフには高い集中力や強靭な体力が求められます。
そのため、夏の暑さによって体力の消耗が激しくなり、集中力も低下し暑さがさらに厳しく感じられます。
【連続しての作業が難しくなる】
建築現場では工期やスケジュールを遵守するため、連続して作業を行うことも多いのですが、スタッフが過酷な暑さにさらされることでこのような連続した作業も困難になるでしょう。
さらに、夏場の作業に慣れてくるとこれらのような過酷さは薄れてくるものですが、このような状況では危険度が倍以上に高まると言われています。
その理由として言われているのは、人間がさまざまな環境に適応する際まず脳から置かれた環境の認知が始まり、続いて身体全体が慣れていくため、そのタイムラグの最中は「思っているよりも身体への負担が大きくなる」からなのだそうです。(諸説あります)
さて、続いては恒例の「オマケ」セクションです。
オマケ:他の業界・職種における夏場の暑さ対策とは?
では、今回のオマケは、他の業界・職種で見られる夏場の暑さ対策の例をご紹介していきましょう。
さまざまな分野・ジャンルならではの珍しいものもあるようですね。
【IT業界】
業務に使用するパソコンや各種サーバーの冷却のために、夏場は空調を積極的に利用し機器の温度を下げる必要があります。
【農業】
冷却用ウェアを活用して農作業を行うことで、作業者の体温の上昇を抑え熱中症のリスクを減らしています。
【鉄道業界】
車両基地や駅構内での作業スタッフのために、特殊な冷却剤が入った首回りの冷却スカーフを使用しています。
その他、夏場は暑さのため線路材が膨張・変形するケースがあり、ひどい場合はひび割れなどが起きることもあるため、メンテナンス作業が多くなるとも言われています。
【製造業】
工場内に冷却フォグシステムを設置するなど、熱を逃がすことで室温を下げるケースが多いようです。主に作業スタッフが快適に働くことができる環境を整えるための措置なのですが、前述のIT業界のように機器の安定した動作のために行っている場合もあります。
【イベント業界】
屋外イベントでは、特殊な冷却テントを利用して来場者やスタッフの熱中症対策を行うこともあるようです。この冷却テントはミストを散布するなど空気の流れを促進させて、涼しい空間を提供しています。
【配送業界】
ドライバーの熱中症防止のため、冷却シートや冷却ベストを使用し車内にも冷却スプレーや扇風機を設置するなどの対策を行っているようです。また、荷物の積み下ろしをする拠点に水分補給を促すための水筒や給水ステーションを設置することもあるのだそうです。
では、最後のセクションへと参りましょう!
■おすすめの夏場の暑さ対策・実践編
最後のセクションでは、ここまでの流れを踏まえた上でおすすめの暑さ対策をいくつかご紹介していきましょう。
・定期的な休憩時間の実施
炎天下での連続作業を避けるため、特に夏場は定期的な休憩時間を設けてスタッフの体力回復を促すようにしています。
・水分補給を徹底する
対策としては基本中の基本ですが、スタッフ全員に十分な水分補給を促し徹底させることで脱水や熱中症を防ぎます。
スタッフによってはスポーツドリンクや塩分補給食品などを用意するなど、塩分やビタミンを補給し、体調を維持しているようです。
・適切なユニフォームや作業服、各種冷却アイテムなどを着用する
通気性の良いユニフォーム・作業服を着用する、または冷却ジェルや冷感素材などが仕込まれている作業服(主にボトムス)や首に巻く冷却スカーフなど、さまざまな冷却アイテムを使用して熱をこもらせずに作業を行っています。
まとめ:夏場の暑さにも負けない!当社のお仕事をはじめてみませんか?
さて、今回は、ハンズをはじめ、建設業界の仕事では定番化している「髪色も!髪型も!自由で。身なりの制限はナシ。」という条件についての詳しい解説を案内しましたが、いかがでしたか?
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