揚重・荷揚げの安全対策
今回の記事では、当社の仕事において非常に重要な要素のひとつである「安全対策」にスポットを当て、揚重・荷揚げの安全対策と題して実例を交えながら詳しく解説していきたいと思います。
では、今回もさっそく最初のセクションから!
■目指すところは「安心して長く働けるしくみ」
当社に限らず、建設業界全体でも「安全対策」は第一優先に考えるべき重要な事項です。ほとんどが共通しているものの、任されている仕事の種類や各企業の方針・理念などによっても異なっている点もあります。
当社では、多くの方に『安心して長く働ける環境・働きやすい環境』をご提供できる企業として、それを実現するための『しくみづくり』に力を入れています。
以下に、当社の取り組みで重要視している部分をまとめてみました。
【安全教育・研修の充実・浸透】
スタッフに対して定期的に適切な安全教育や研修を実施。作業中に起こり得る危険を回避するための知識と技術を浸透させるように努めています。
【機器の整備・更新】
業務に使用する機器や器具は定期的な点検やメンテナンスを実施。安全性を確保するように努めています。
【作業環境・勤務シフトの適切な整備・管理】
スタッフが安全に働ける環境を整備することも重要なポイントのひとつです。例えば適切な照明や通風、清潔なトイレや休憩所の設置などが挙げられます。
また、当社スタッフの安全を実現するため、
- 安全優先で作業を実施
- 働きやすさに配慮し、無理なシフトは要求しない
- 新人さんに無理をさせず、安全に運べるよう、必ず現場のリーダーがスタッフに声を掛けながら見守る
これらの原則を周知・浸透させることに努めています。
【スタッフ間のコミュニケーション促進】
スタッフ同士、またはスタッフと会社の間で、安全に関する意識や情報を共有し、相互の理解と協力を促すように努めています。
【健康管理の支援】
スタッフの健康状態を定期的にチェックし、必要に応じて医療機関と連携して対応するように努めています。また、ストレスや過労に対するメンタルヘルス対策も重視しています。
【スキルアップ支援】
スタッフのスキルを向上させるため、資格取得支援(規定あり)を行い、働きがいを持って長く働ける環境を整えるように努めています。
■「現場で危険なポイントの把握できる」新人研修とは?
当社の新人研修では資材の持ち方・運び方・置き方や、基本動作・作業などはもちろんのこと、安全な作業を実現するため「現場での危険予知」に関する事例を学んだり、実際の現場における「危険なポイント」を把握・浸透するためのプログラムを設定しています。
具体的な例を以下にまとめてみました。
・現場での危険予知に関する事例を座学で紹介
当社の新人研修は、第1日目に神奈川県相模原市にある研修センターで実施。(勤務エリアにより違いあり)午前の座学~昼食・休憩~午後の実技の流れで行われています。
この座学において、当社新人教育マニュアルに沿った「現場での危険予知」に関する事例を、写真などを使って詳細に学んでいただきます。
・疲れにくく無理のない資材の運び方を実技で学ぶ
昼食・軽々を挟んだ午後は、いよいよ実技の研修が始まります。
この際に重要な点は、正しい資材の持ち方・運び方・置き方を専門講師から学ぶことで力を発揮しやすい「フォーム」を習得し、慣れない作業における疲れによって集中力が途切れないように、安全への配慮を常に失わないように作業を行う実力をつける所にあります。
・実際の現場で先輩たちの動きを見学する
新人研修も後半に差し掛かると、実際の建築現場での研修に切り替わります。
この際、入場や朝礼参加など、実際の仕事の流れに沿って作業を行いますが、より重要なのは先輩やベテランスタッフたちが、どのような点に注意して作業を進めているかを『見て学ぶ』ことです。
この段階では、研修センターで学んだ持ち方や運び方はもちろん、研修では見てこなかった建築資材なども登場しますので、運ぶだけでなく「周囲や他のスタッフにどのような注意を払いつつ、作業を行っているのか」を生で見られる貴重な機会となります。
・無理のない軽めの作業から現場に慣れる
しっかりと先輩スタッフの所作を目に焼き付けたら、いよいよ実践です。
もちろん、現場に慣れるために最初は無理のない軽めの作業からスタートしますので、肉体的にも精神的にもプレッシャーを感じることはないでしょう。
・職長(チームリーダー)による見守りと適切なアドバイス
新人研修も架橋に差し掛かったこの段階で、何よりも大切なことは「現場で活躍する先輩や職長からの適切なアドバイス」でしょう。
新しくチームの一員に加わろうとしているあなたのために、先輩や職長が常に動きを見守っていますが、危険が及ばないようにするのはもちろん、積極的にアドバイスをするためにも、あなたの動きを見る必要があるのです。
新人研修の詳しい内容については、当サイトでも詳しくご紹介していますので、気になる方は該当ページも合わせてご覧ください。
さて、続いては恒例の「オマケ」セクションです。
オマケ:建設業界の安全対策あれこれ
今回のオマケは、当社に限らない「建設業界のさまざまな安全対策」についてご紹介してみましょう。
もちろんすべてをご紹介するには紙面が足りませんので、ここでは基本的なものをまとめています。
【教育と研修を重視】
作業スタッフに対して安全に関する教育と研修を実施。危険を認識し、適切な対応ができるようにしています。
【安全装置の使用】
ヘルメットや安全帯、耐滑靴などの個人用保護具を着用し、建設現場での危険から身を守ります。
【作業手順の確立】
事前に作業手順を明確にし、作業中に危険を回避するための対策を講じています。
【現場の整備】
作業エリアや通路を整備し、落下物や転倒リスクなどの危険を減らします。
【建設機械・器具の定期的な点検】
建設機械や器具を定期的に点検し、不具合があれば速やかに修理や交換を行っています。
【緊急対応計画の策定(さくてい)】
災害や事故が発生した際の緊急対応計画を策定し、常に適切な対応ができるように準備しています。
【現場内コミュニケーションの促進】
スタッフや各職長・現場監督とのコミュニケーションを大切にし、安全に関する情報を常に共有するようにしています。
【リスク評価】
定期的にリスク評価を行い、現場に新たな危険が発生しないように常に対策を講じています。
【法令遵守】
建設業界に関する法令や規則を遵守し、違反による事故やトラブルを防いでいます。
では、今回最後のセクションへと参りましょう!
■常に徹底した安全対策で、お客様からの信頼を得る
最後のセクションでは、当社が入念な安全対策を行っている『もうひとつの目的』についてご紹介していきましょう。
その目的とはセクションタイトルにもある通り『徹底した安全対策でスタッフだけでなく、お客様からの信頼を得る』ためです。
建設業界は、工期の短縮化でよりスピーディに工事が進められるように「決められた日時に、決められた資材を搬入する揚重の仕事」が常に求められる業界です。
そのような状況の中、当社が掲げる『安全で迅速な高品質のサービス』を実践する上でも徹底した安全対策が必要となりますが、建築現場に不可欠な『揚重技術のエキスパート』を数多く育成し、安定してサービスを提供することは、そのままお客様から信頼を得ることにつながります。
何よりも「徹底した安全対策」こそが『安全で迅速な高品質のサービス』の土台となっている、ということなのです。
まとめ:安全対策もバッチリ!当社のお仕事をはじめてみませんか?
さて、今回はハンズの仕事の中で重要度が高い「安全対策」について、詳しい解説をお送りしましたが、いかがでしたか?
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