建築業における『荷揚げ・資材搬入』の立ち位置とは?
最近、暖かくなるかと思えば、翌日には急激に冷え込むなど、体調を崩しやすい時期ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は「建築業における『荷揚げ・資材搬入』の立ち位置とは?」と題して、内部の関係者でもなかなか把握することが難しい「『揚重・荷揚げ・資材搬入』業務の建築業界内での立ち位置」について解説してみましょう。
では、早速最初のセクションから!
『建設業』と『建設資材製造業』の間をつなぐ『揚重・荷揚げ・資材搬入』
私たちHands(ハンズ)が手掛ける『揚重・荷揚げ・資材搬入』をはじめ、ひとつの「建築現場」にはさまざまな業種の『建設業』の人々が出入りをし、お互いに協力しながら『建設・建築』を進めていきます。
このような「建設現場に関係する各業者」のルールとして「建設業法」という法律がありますが、この「建設業法」の範囲としては「現場での作業に対して適用される」ことになっています。
唐突に「建設業法」とその「適用範囲」についてのお話が出てきましたが、今回の主役となる『揚重・荷揚げ・資材搬入』業務においてはもちろん「建設業法」が適用されますが、実は「現場に搬入する資材を現場まで運搬する業務」はあくまで「現場外の作業」とみなされるので、この「建設業法の適用範囲」からは外れてしまうのです。
ということは、私たちが行う『揚重・荷揚げ・資材搬入』の作業は、ある意味「建設現場における資材の『窓口』となる作業」と考えることもできそうですね。
ただ、この「建設業法の適用範囲」をベースに考えるとすれば、さまざまな「建築現場」で使われる資材を製造・販売している「建設資材製造メーカー」は、私たち「建築業界」の一員でありながらも「建設業に含まれない」ということになってしまうでしょう。(強いて言うなら『資材製造業』でしょうか?)
しかし、いくら業態が異なるとはいえ、このような「資材製造メーカー」さんたちも私たちと同様に「より良い建設・建築が実現するために日夜努力や工夫を重ねている」はずです。
であれば、メーカーさんたちの思いが詰まった製品(資材)を、目的の場所へとデリバリーする『揚重・荷揚げ・資材搬入』の業務は「『建設業』と『建設資材製造業』の間をつなぐ重要な業務」と言っても過言ではないと思いませんか?
では、そろそろ次のセクションへ!
専門の職人が「より『作業』に集中できる環境」を創り出す?
その昔、といっても何十年も前のことではありませんが、各「建築現場」における「資材搬入の仕事」は「各工程を担当する職人さん」が「自分たちで対応していた」そうです。
確かに、各工程や職分によって異なる「建築資材」が、いくつも現場に入ってくるわけですから、それら資材に対しても専門的な知識を持つ職人さんが「資材搬入」した方がいい、と考えるのも無理はありません。
しかし、当時はまだ現在のような「さまざまな職分の職人・関連会社が入り乱れた建築現場」が少なく、時代を経て「より細分化され緻密となった建設スケジュール」へと変貌を遂げた現場では「職人自ら資材搬入を行うというスタイル」の限界が来ることに。
特に大型の高層建築現場などの場合、作業スペースが限られていることがほとんどであり、「各職分それぞれのスケジュールを把握せずに搬入してしまった」場合、他の工程や作業の邪魔になってしまう可能性も高くなりました。
ここまで説明すれば、もうお分かりかと思いますが、このような事態を防ぎ、作業を行う職人さんたちの時間や作業量など、いわゆる「リソース」を「作業に集中させる」役目を担うこととなったのが、私たち株式会社Hands(ハンズ)が手掛けている『揚重・荷揚げ・資材搬入』業務なのです。
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さて、私たちのような『荷揚げ・資材搬入業務のスペシャリスト』に求められている役割の一端を理解していただいた所で、続いては恒例の「オマケ」セクションです。
オマケ:大きな現場での強い味方!「ロングスパンエレベーター」って?
さて、今回のオマケは『揚重・荷揚げ・資材搬入』などの現場でお目にかかることも多い「ロングスパンエレベーター」についてのお話です。
まず、この「ロングスパンエレベーター」は、建築現場で使われる「揚重運搬機械(荷揚げ作業に使用される運搬機械のこと)」3種の内「工事用エレベーター」に属しており、正式には「ロングスパン工事用エレベーター」と呼ばれます。(「エレベータ」と伸ばさない記述法もある)
このエレベーターは、通常のものとは違う「横長の形状」となっていることで、
・直線的なスペースがある「建物外側」に設置しやすい
・LGS(軽量鉄骨)など長めの資材も運搬できる
・建設中のビルなどに設置しやすく、(一般のものと比べると)積載量も多い
というメリットがあり、大型ビルやマンションなどの建設現場などでもかなり早い時期から重宝されています。
しかし、通常のエレベーターとは異なり「エレベーター荷台部が密閉されていない構造」であったり「横方向にスペースが広く、荷台部の奥行きがない構造」であったりという制約があるため、設置や運用はもちろん、保守管理の実施に関しても法律で厳格に定められています。
設置される場所の高さも手伝ってか、未経験の方がこのエレベーターをはじめて使う場合は「落ち着かなくて怖い」という印象を持つかもしれません。
ただ、高所恐怖症の方でも、業務において使用する機会が増すことで「慣れていくもの」ですので、これから『揚重・荷揚げ・資材搬入』をやってみよう!と思っている方はあまり心配しなくても問題ないでしょう。
さて、今回のオマケに続いては、いよいよ今回最後のセクションへ参りましょう!
必要な時に必要な資材を『荷揚げ』する『現場の司令塔』?
では、最後のセクションでは、このような役割を期待されている『揚重・荷揚げ・資材搬入業務』の「理想形」についてご紹介していきましょう。
先程のセクション(オマケの前です)でも軽く触れましたが、私たちHands(ハンズ)をはじめとする『揚重・荷揚げ・資材搬入』業務においては「各作業を行う職人さんの負担を減らし、作業に集中できる環境を作る」という、いわば「裏ミッションのような使命」が存在していますよね?
そのためには、単に「期日を守って『荷揚げ』すれば良い」わけではなく、「他の作業に支障が出ないように、絶妙なタイミングで『荷揚げ』を行う」必要があります。
かといって、数多くの現場へデタラメに何度も人員を送り込んでいれば、当然コストはかさみますし、より多くの人員を用意しなければなりません。
そして、仮にこのような動きをしている『揚重・荷揚げ・資材搬入』会社があれば、作業依頼の機会はそれこそ「またたく間に」減っていくことでしょう。
では、どうすれば「絶妙なタイミングを逃さないで荷揚げ」できるのでしょうか?
その答えは唯一つ「建築現場全体の動きを常に把握し、ピンポイントで迅速な荷揚げを行うことができる判断力を身につける」ことだと思います。
もちろん、一朝一夕にこのような能力は手に入れられませんが、会社や先輩たちの指示の裏側にある「なぜこのタイミングで荷揚げするのか?」という部分を常に理解するように考えていれば、少しずつでも「判断力」が養われていくはずです。
サッカーでいう「司令塔」のように、常に「ピッチの上(建築現場)」の状況を把握し、最高のタイミングで的確な「パスを供給する(荷揚げする)」役割、それこそが理想的な『揚重・荷揚げ・資材搬入のスペシャリスト』ではないでしょうか?
私たち株式会社Hands(ハンズ)では、今後もそんな「『揚重・荷揚げ・資材搬入のスペシャリスト』たちを育成する仕組みづくり」に力を入れて行こうと考えています。
まとめ:数々の建築現場で存在感を発揮する「株式会社Hands(ハンズ)」であなたも活躍してみませんか?
さて、今回の内容はいかがでしたか?
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