「TOKYO PRO Market」にて上場いたしました
私たち株式会社Hands(ハンズ)では、1990年(平成2年)の創業以来、建築現場において『資材搬入・荷揚げ』業務を行う「建築事業部」を中心に、各種『工事施工』業務を行う「工事事業部」、『内装補修・住宅検査』業務を行う「リペア事業部」の3事業を展開してまいりました。
このような状況の中、今後の事業の発展を担う優秀な人材を確保するため、並びに、上場準備を通じて社内管理体制の整備・強化を目的として、2022年2月17日(木)、株式会社東京証券取引所が運営する「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」へ上場を行いました。
今回は、この東京証券取引所「TOKYO PRO Market」への上場に関するトピックのご紹介や「TOKYO PRO Market」に関する解説などを交えてお送りしていきたいと思います。
東京証券取引所「TOKYO PRO Market」とは?
まずは、今回私たちHands(ハンズ)が上場する東京証券取引所「TOKYO PRO Market」についてご案内します。
こちらの「TOKYO PRO Market」は、ごく簡単にご説明すると「法で定められた『プロ投資家(特定投資家)』のみ取引が可能な株式市場」であり、この「TOKYO PRO Market」への上場は通常に比べ「いくつかある上場のデメリットを軽減」しつつ、企業の「信用度・知名度」の向上を図ることができます。
現在、日本国内にはおよそ「400万」以上の企業が存在すると言われています。
これらの企業の内、上場を果たしている企業はわずか「4000」ほどであり、これをパーセンテージ化すると「上場を果たしている企業はわずか0.1%」となるほどの「狭き門」です。
加えて、昨今の「コロナ禍」により業績などに多大な影響を受けた企業も多い中、志半ばにして「上場を諦めざるを得ない企業」や「水準を維持できずに上場廃止せざるを得ない企業」も増え続けています。
しかし、こちらの東京証券取引所「TOKYO PRO Market」に関しては、一般市場に比べて「流動的になりがちな株式数や株式比率などの『数値的な基準』が存在せず、上場の延期や廃止という事態が起こりにくい」という特徴があるため、より「現在の状況にマッチした上場形態」であると言われています。
東京証券取引所「TOKYO PRO Market」への「上場メリット」とは?
前セクションでもいくつかご紹介した「TOKYO PRO Marketへ上場するメリット」ですが、続くこちらのセクションでは、さらにこれらのメリットに関して詳しく解説していきたいと思います。
・メリットその1:上場の際に現在の株主を手放す必要がない
通常の上場においては「現株主の保有する株式を売却し、投資家から直接資金調達を行う」という手順を踏む必要がありますが、「TOKYO PRO Market」の場合は「株式を保有したまま上場が可能」となっています。(ただし、株価形成のために、上場時には「最低限の株式売買」が必要です)
このようなメリットにより「企業自体や現株主が上場前の経営権を維持したまま」上場後の経営を行えるだけでなく、上場後に「顔の見えない投資家が自社経営に対して突然介入してくる」事態を防ぐことにもつながります。
もちろん、資金調達のために現在保有している株式を売却することも可能ですし、過去の「TOKYO PRO Market」上場企業においてもそのような例がありますが、企業の「支配権(オーナーシップ)」が弱まることにもつながってしまいますので注意が必要です。
・メリットその2:上場までの期間が短く、コストも削減できる
通常の株式市場(一般市場)では、上場申請するために「2年間の監査期間」が必要となりますが、こちらの「TOKYO PRO Market」においては、半分の「1年間の監査期間」のみで上場申請が可能です。
この「監査期間」は、上場に際する企業の「さまざまな準備期間」と捉えることができますが、当然のことながらその期間が半分になれば、それに伴って「上場に至るまでのコスト削減」も実現しやすくなるでしょう。
・メリットその3:公式アドバイザーから手厚いサポートを受けられる
通常の株式市場では、上場に際し各「取引所」から「上場審査」が行われますが、この「TOKYO PRO Market」では、原則として「上場審査は取引所が指定する『J-Adviser(ジェーアドバイザー)』が行う」ことになっています。
この「J-Adviser」は、上場を希望する企業に対して「上場審査基準」の設定も行いますが、同時に「その基準を満たすためのサポートやモニタリングを行う『公式アドバイザー』」の役割も持っていますので、的確なサポートによって「最短距離での上場」を実現することが可能となっています。
2022年4月の「東京証券取引所3市場再編」を見越して
続いては、私たちHands(ハンズ)の「TOKYO PRO Market」への上場以降のお話となります。
経済ニュースに明るい方はすでにごぞんじかもしれませんが、「TOKYO PRO Market」を運営する東京証券取引所では、2022年の4月に「これまで4つだった一般市場を再編し、3市場とする」と発表しています。(「プライム市場・スタンダード市場・グロース市場」の3市場に再編する)
当然、これまで4つだったものが3つへと少なくなるわけですから、上場企業におけるメリットだけでなくデメリットも多く存在しており、「すでに期日が決定している」ことや、前述のような「コロナ禍における社会的な影響」も関係し、対策に追われる企業も決して少なくありません。
そのような状況を踏まえ、現在は「TOKYO PRO Marketへの上場」が社会的にも注目を集めています。
その理由としては、前セクションでもご紹介したようメリットを踏まえた上で「新規上場を狙う企業の上場先としてだけでなく、すでに上場済みの企業における上場先としても魅力的な状況を備えている」という点が挙げられるでしょう。
もちろん、私たちHands(ハンズ)の今回の上場は、その辺りもうまく合致したタイミングではありましたが、おそらくは今後、私たちのような「TOKYO PRO Marketへの上場企業」をはじめ「TOKYO PRO Market」自体への注目は、より一層大きくなっていくことでしょう。
「建設業の未来を担う」ために、株式会社Hands(ハンズ)ができること
さて、今回ご紹介した東京証券取引所「TOKYO PRO Market」に関してですが、現在上場を果たしている(株式会社Hands(ハンズ)や現在上場予定の企業も含む)約「50企業」において、ハンズと同様に「建設業」に含まれているのはおよそ「9企業(約17%)」となっています
この数字を見て「意外に多い」と感じている方もいらっしゃることでしょう。
しかし、これら「9企業」の中で『揚重・荷揚げ・資材搬入』業務を中心に展開しているのは、私たちHands(ハンズ)のみ。
これまでも当ブログでは「『建設業界』における『揚重・荷揚げ・資材搬入』の重要性」について、たびたびご紹介や解説を行ってきましたが、今後の「建設業界」の発展を願う私たちとしては、今回の上場を「業界全体を後押しする意味でも成功させ、建設業の未来を担うモデルケースとして見てもらえるようになっていきたい」とも考えています。
もちろん、私たちHands(ハンズ)は「単なる一企業」に過ぎません。
しかし、私たちも含めた「業界全体」や、業界内の企業それぞれが「明日の『建設業』をもっと明るいものにしたい」という目標を持って邁進していけば、今後の「建設業界」はもっと元気になるかもしれない、とハンズは考えています。
まとめ:今後『建築業界』の発展を担う、株式会社Hands(ハンズ)へあなたも応募してみてはいかがですか?
さて、今回の内容はいかがでしたか?
今回の東京証券取引所「TOKYO PRO Market」への上場に際し、さらなる「建築業界」の発展を目指している株式会社Hands(ハンズ)への応募の仕方はカンタン、ラクラク!
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それでは、面接であなたとお会いするのを楽しみにしています!