建設業界の好調は、まだまだ続く?
今回の記事では、昨年に当ブログでもご紹介した建設業界の業績好調の状態が、今後もなお続くのでは?という期待や根拠をテーマに「建設業界の好調は、まだまだ続く?」と題して、独自の見解やエビデンスについて詳しく解説していきたいと思います。
では、今回もさっそく最初のセクションから!
■2023年の建設業界における好材料とその根拠とは?
まず、現在の建設業界の「追い風」となる材料のひとつ、知っておきたい情報としては、2023年3月から実施された、公共事業における労働者賃金などの引き上げです。
引き上げ自体はここ10年以上も続いている状況なのですが、今回は、それが平均5.2%と5%を上回る高水準であり、この引き上げにより業界全体で若い人材を確保する狙いがあるとも考えられます。
その他の好材料については、以下にまとめてありますのでご覧ください。
【低金利環境がいまだ継続】
日銀による金融政策は、一時の勢いはないもののいまだに継続しており、主に住宅ローンにおける低金利環境が続いています。
この状況により、個人だけでなく企業なども資金調達しやすい状況であるため、建設投資がより活発化する一要因となっています。
【都市開発プロジェクトの相次ぐ計画・実施】
東京を中心に、都市部での大規模な開発プロジェクトが多く実施されており、建設業界にとっては大きな需要が生まれています。
中でも、オフィスビルや商業施設、住宅開発などが活発に行われています。
【安定した発注が続くインフラ整備】
インフラ整備の需要も、現在の建設業界を支える一要因です。
全国的に道路、橋、トンネル、鉄道、空港などのインフラ整備が継続的に行われており、建設業界にとっては安定した収益源となっています。
【防災対策の需要増】
大きな自然災害の危険性が懸念されており、防災対策のための建設需要も近年高まっています。
【住宅リフォーム・リノベーション需要も増えている】
人口減少や都心部への一極集中が進む中、既存の住宅のリフォームやリノベーション需要が増加しています。
これらの需要は、建設業界における『新たなビジネスチャンス』として、業界全体で好意的に受け入れられています。
これらの状況を踏まえると、現在の建設業界における好調は、少なくとも短・中期的な範囲で続く可能性が高いと考えられますが、皆さんのご意見・ご感想はいかがでしょうか?
■好調のピークは2025年までとの噂が!
反面、これらの要因は「2025年」を境に下向きになる、という声が多く聞かれるようになったのも事実です。
なぜ?2025年と言われているのか?
理由をいくつかご紹介しましょう。
【2025年を境に人口減少に向かう】
日本の人口は2025年を境に減少傾向に向かうという予測や意見が非常に増えています。
人口減少が進むことで、新築住宅や商業施設の需要も減少し、建設業界にとっても収益機会が減ると予測されています。
【超高齢化社会の影響】
高齢化が進み、若年層の減少により建設業界で働く労働者が不足すると推測されています。
この影響により、大規模な建設プロジェクトの実施が難しくなり、業界全体の活動が鈍化することも懸念されています。
これら日本社会全体に通じる問題によって、建設業界もあおりを受けるという予想・筋道は、一見すると至極まっとうなもののように見えます。
しかし、2025年を境に、建設業界はさらなる好調を迎えるのではないか?という反対意見もありますので、続いてはその理由をご紹介しましょう。
【IoTやAI技術の導入による影響】
建設業界でIoTやAI技術が積極的に導入されることで、労働力不足の解消や効率向上が期待されています。
これにより、建設プロジェクトのコスト削減や品質向上が実現し、業界全体の競争力が高まることが予想されています。
【バブル期の建物修繕や再開発プロジェクトの増加】
都市部では、主にバブル期に建てられ、老朽化した建物やインフラの更新が進み、再開発プロジェクトが増加することが予想されています。
【地方創生・観光振興の活発化】
地方創生や観光振興が進むことで、地方都市のインフラ整備や観光施設の建設が促進される可能性があります。
確かに、人口の減少や、労働力の中心となる世代の減少は、建設業界だけでなく日本社会全体の懸念事項ではあります。
しかし、人口が減少することで社会そのものの規模が縮小し、上記のような好調材料と合わせて、市場が結果的にバランスの取れたものになっていく、という可能性もあり得ますので、あまり悲観的な見方をしない方が良いかもしれません。
また、前述の各項目の内「バブル期に建てられた建物の修繕工事が増加する」という点については、当ブログの過去記事でも詳しくご紹介していますので、気になる方は該当記事も合わせてご覧ください。
さて、続いては恒例の「オマケ」セクションです。
オマケ:社会的な好景気と建設業界の好調との関係性とは?
では、今回のオマケは、密接な関係性を持つ『社会的な好景気と建設業界の好調』について考察してみましょう。
両者の関係性の例を挙げるなら、以下のようになります。
・経済成長に伴って建設需要も増加する
社会全体で経済が成長すると、それに伴って企業や個人の所得が増加し、結果的に住宅や商業施設などの建設需要が高まる傾向が強くなります。
・都市開発・再開発プロジェクトの影響
景気好調によって社会全体が潤うと、それに伴い都市開発や再開発プロジェクトが進み、建設業界にとって新たなビジネスチャンスが生まれるようになります。
・観光振興による建設需要の増加
観光振興や、いわゆるインバウンド需要の増加が進むと、それに伴って観光施設やインフラ整備などの建設需要も増加する場合があります。
こうして見ると、やはり、建築物というものは、私たち個人だけでなく社会という集団が、生活をはじめとしたさまざまな活動をするために不可欠なものであるため、いわば自動的に『密接な関係性』を持つようになっていくのではないでしょうか?
では、今回最後のセクションへと参りましょう!
■長期にわたり好調を維持するために、ハンズができることとは?
さて、最後のセクションでは、現在の好調状態を、より長く維持するために、私たちハンズができることや取り組みの一例をご紹介していきましょう。
業界全体の利益のために、私たちハンズが重視しているのは、以下の3つです。
・積極的で効率の良い人材育成
優秀な人材を確保し、教育・研修を充実させることで、効率良く業界全体の技術力向上に貢献していきたいと考えています。
また、ハンズの仕事を通じ、より多くの人材が建設業界を、自身の活躍の場に選ぶきっかけ、キャリアの第一歩目として捉えてもらえるように、啓蒙(けいもう)する役目も担っていきたいと考えています。
・安全管理・教育の徹底
ハンズでは、安全管理や教育を徹底し、事故を防止することで建設業界の信頼性向上につながるよう常に意識しています。
建設業界の門を叩いてくれた皆さんが、長く安定して仕事を続けていくために、今後もさまざまな取り組みを進めていきたいと考えています。
・業界未経験からでもチャレンジしやすい環境づくり
ハンズでは、建設業界未経験の方でも、チャレンジしやすい環境づくりに力を入れています。
未経験の皆さんにも、ハンズが安心して仕事を続けられるような職場であることが伝わるように、公式YouTubeチャンネルや当ブログを通じて発信しているのも、その一環です。
まとめ:好調な建設業界を支える、当社のお仕事をはじめてみませんか?
さて、今回は、ハンズをはじめ、さまざまな業種・業態が集う建設業界の好調な状況状態について、詳しい解説をお送りしましたが、いかがでしたか?
ご覧いただいたように、なおも好調を続ける建設業界の一角、株式会社ハンズへの応募の仕方はカンタン、ラクラク!
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それでは、面接であなたとお会いするのを楽しみにしています!